3月27日(金)
皆様、こんにちは。ウィスラーから小瀬です。今朝は数日ぶりの晴れで清々しい気分で起床しました。
ウィスラーキッズキャンプも今日が最終日。楽しい時間は直ぐに過ぎていきます。フェローキッズ達にとっては、この一週間は短かったのでしょうか?、それとも長く感じたのでしょうか?
最終日の本日も盛りだくさんのスケジュールでした。
*インストラクターとフリー滑走
*大回転ポールバーン体験
*フォーメーション滑走練習&撮影会
*個人別スキー撮影会
*スキーレッスン閉校式
*お土産タイム
*さよならパーティー(日本食レストラン)
午前中は、インストラクターと一緒に数本フリー滑走を行い、大回転のデュアルコースでアルペンスキーレーサーになった気分でポールをくぐりました。
班によって1回から2回チャレンジできました。初めてポールをくぐり、エキサイティン、スリリングな気分を味わえました。
制限されたコースを通るのでフリースキーの感覚とは違います。ターンの始動が遅れるとカーブが膨らみ落とされてしまい次のポールにうまく入れません。ライン取りも重要になってきます。
スキー上達にもポール練習は欠かせません。そんな貴重なポール体験ができました。
赤旗、青旗と並走できるコースが2コースの本格的なデュアルコースです。
フォーメンション撮影会
午後からは各班に分かれフォーメーションの練習です。
限りある時間内に、5人全員が揃って滑る練習をするのは容易ではありません。声をだしたり、位置を変えたり、フォーメーションの形を変えたり、試行錯誤しながら練習し撮影会に望みました。
「写真待ち」
トレーンの「チーム・ドラゴン」
ショートターン・クロスの「チーム・ピース」
ひし形、中ターンの「スノー・ライダー」
スキーレッスン閉校式
スキーの後、15:00から滞在先のホテル・ウィスラービレッジ・インのミーティングルームでスキーレッスン閉校式を行いました。
3人のインストラクター、ホテルのマネージャーのカレンさんも参加していただきました。
3人のインストラクターへは、フェローキッズ、一人づつが感謝の言葉を述べ、各班で協力して考えた日本紹介プレゼンテーションを見ていただきました。
キッズそれぞれがインストラクターへ感謝の言葉を贈りました。
「色んなコースに連れて行ってくれて、色んな滑り方を教えてくれてありがとうございました。コブやジャンプ、林間コースが楽しかったです。スキーが上達していくのを実感できました。英語の勉強もできました。3人の先生と滑れて本当に楽しかったです。」
彼らからも心温まるコメントをいただきました。
「君達は素晴らしいキッズ達だ。急斜面では勇敢にチャレンジし、緩斜面では楽しみながら上達していったね。僕たちも君達と一緒に過ごせて本当に楽しかった。また、来年一緒にスキーができるのを楽しみにしてます。我々を信頼してくれてついてきてくれてありがとう。」
日本紹介プレゼンテーション:
3日前からスキーの各班で話し合いをしながら、そして昨日はリハーサルまでして準備したプレゼンテーションでした。
各班、納得いくプレゼンテーションができましたか?
スノードラゴンチームは、日本の玩具から折り紙、コマ回し、ケン玉の実践をしてくれました。説明も英語です。
折り紙:手の器用さが必要とされます。できあがった作品には日本人の心が込められています。
コマ回し:回っているコマをコマ紐を使って手の平に乗せました。
ケン玉:見事に剣先に玉が入った瞬間です。
チーム・ピースからは、各月に開催される日本のイベントの紹介です。
四季の説明、1月から12月までのイベントを担当に分けて英語で発表しました。
最後、スノーライダーチームからは、バラエティに富んだ折り紙です。
4名が鶴、飛行機、花、パクパクを作りました。もともと作ってきていた鶴を五羽鶴にしてプレゼントしました。
そして、みんなで分担し感謝の言葉を。
インストラクター達もフェローキッズ達にプレゼントを用意してくれていてキッズ達は大喜びです。
レッスン終了証とウィスラーブラッコムのシール、そして、ウィスラーキッズのロゴ入りキャップをいただきました。
キャップに書いてもらった3人のサイン、一生の宝物だね。
笑顔は世界共通。
何かに向かって努力した時、みんなと協力して何かを成し遂げた時、言葉に言い難い達成感があります。
結果も重要ですが、泣き言一つ言わず、諦めずチャレンジし続けた、その過程が素晴しかったと思います。
さよならパーティー 於:日本食レストラン・鉄板ビレッジ
目の前で繰り広げられる見たこともない料理の出来上がり方。
大きな火まであがりビックリしたけど、美味しいステーキだった。
15名のフェローキッズの皆さん、お疲れ様でした。スキーもたくさんしたし、英語がわからなくて緊張してとても疲れたね。笑ったり、泣いたり、喧嘩したりしながらもいつも一緒にいた仲間は、ずーと忘れられない友達です。
「来年もまた、来たい!」この言葉に全てが凝縮されている感じがしました。
明日、帰国します。久しぶりに会うご両親、ご家族の方は、たくさんの土産話を聞いてあげて下さい。成長したお子様を実感される事を願っております。
小瀬 信広
出発日当日、ウィスラー・ヴィレッジイン前にて