朝、ドキドキの班分けと少し緊張気味?!のキッズ達の様子
本日のスケジュール: ウィスラーキッズレッスン、感謝を伝えるパーティー、夕食(鉄板ビレッジ)、お土産
皆様、こんにちは、ウィスラーから小瀬です。
本日は、スキー5日目、最終日です。そして、待望?のウィスラーキッズの日!
昨日まで習ってきたスキーレッスンを、今日は地元のウィスラーキッズスクールに入り、諸外国から参加している日本人以外の子供達と一緒にレッスンを受ける日です。
いつものレッスンとは違い、フェロースタッフは同行しないので、全てを自分で切り開いていかないといけない挑戦の日でもあります。毎年の事ですが、何日も前から、このウィスラーキッズの大変さ、重要さを伝えてきているので、何人かのキッズは緊張のため、体調が悪くなることもあります。今朝も2名のキッズが行きたくなくなりました(笑
最終的には、20名のキッズ全員が参加できたこと心から喜んでいます!
技術的なスキー指導内容を理解したり、外国の子供達とリフトの上で、あるいはランチタイムで英語でコミュニケーションを図ったりと、レッスンは、英語のみで進行していきます。昨日までのように、話したり、相談するフェローのお友達はほとんどのケースで周りにいません。
また、コミュニケーションバリア以外にも、スキー滑走時には技術的、体力的にも平均と比較して、到達できていないと判断されればレベルが下げられ、優れていると判断されれば、さらに上の班にレベルアップされます。
このウィスラーキッズプログラムを終日体験することで、子供達が自ら外国人とどう協調したり、対応しなければならないことを自然に学べる貴重な1日となるのです。
スキー技術の向上も大切ですが、子供なりにスキーレッスンを通じて自発的な行動に移るようになる事、そして、それが自立への一歩になる事が大きな目標です。
スキー滑走や英語でのコミュニケーションに自信が持てたり、楽しいと感じられた人、全く英語でのコミュニケーションが上手く行かずに悔しいと感じたり、あの時、ああすればよかったと反省したり、もっとやってみようと奮起したりする人、様々な感じ方、捉え方が違っても普段日本の社会、地域、学校では体験できないことを体験、学習、発見する日となったことでしょう。
すみれ、いってらっしゃい。
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新しい先生・他の国の子供たちと、どんな1日を過ごしたかな?
午後3時頃、続々とキッズ達が下山してきました。
*ウィスラーキッズ体験後の感想です。
こなつ: あまり英語がしゃべれないので上手くわかりませんでしたが、うまくできました。友達とかはできませんでした。
あや: 英語しゃべって友達ができました。名前は、ケイトです。
れい(ひろせ): 疲れて寝ていたため、コメント聞けず
ゆうと: スキーが一番楽しかったです。
たいいちろう: いつもと違って他の国の子がいたからとても楽しかったです。
みなこ: 色んな所からきた人がいたんですけど、最初のリフトでする会話はできたんですけど、その後のちょっと深い会話ができなかったのでそういう勉強をしたいと思いました。
はるか: 先生が言っている事は身振り手振りで聞けたから、なんとなくわかったんですけど、子供達が言っている事は全然よくわからなくてみんなで話し合ってどれがどうなんだかあくらいでしかわかんなかったので自分で理解ができるようになるまで英語を学びたいと思います。
すみれ: 英語でぜんぶ今日はだいたいしゃべったんんで、よくわかんないこともありましたけど先生とかも意外とフォローしてくれたりしてすごい楽しい勉強ができました。
れいな: 自分から話はじめる事が全然できなかったのでそう言う事ができるようになりたいと思います。
れい(いしだ): 今回のウィスラーキッズは2回目なんですけど、去年と同じであんまりしゃべれなかったのでもっとしゃべればよかったなと思います。
けい: 日本人が僕一人しかいなかったので何にもわかんなかったですけど、先生にトイレ行きたいは言えたので嬉しかったです。
しょうたろう: 今回は、単語単語はわかったんですけど文章があんまりわかんなかったので次は文章もちゃんとわかるようにしたいです。
ときお: 午前中は、緊張してあまり話せなかったんですけど、午後は別の組の人の方からたくさん話しかけてくれて会話もできたのでよかったです。
なつき: みんなフレンドリーと言うか、結構積極的に話してくれたので自分の中でわかったんですけど、身振り手振りとかでなんとか通じあう事ができたのでよかったと思います。
たすく: みんなとあんまり話せなかったけど、先生とは積極的に話せたのでよかったです。
えりか: 少ししか英語は話せなかったけど、色んな人種の人とおしゃべりできて楽しかったです。
ちゆ: 日本人は自分一人だけだったんですけど、最初は先生の言う事があまり聞き取れなかったけど午後はゆっくり話してくれたのでわかりました。
けんと: 最初に、スキーを滑る前に並んでた時は全然しゃべれなかったんですけど、お昼を食べてたりして、何をしゃべてる、何の言語かをわかって最終的にはみんな笑顔で帰れてよかったです。
ひろき: 今日は日本人も外国人も仲良くできて、あと、競争みたいなのもしたので頑張れてよかったです。
りょうすけ: 僕、英語ができないんで、ときおにちょっとフォローしてもらいながら自分から話せる事ができたのでよかったです。
*レッスンから戻ってきた時は、みんなが笑顔で楽しかったと言っていましたが、みんなの感想を聞くと簡単にコミュニケーションが取れるものでもないと感じました。この経験をもとに、今後、どうしたいのか考える時間を持つようになったり、英語をもっと勉強したいと決意したりと、行動につながる事ができる人は、一歩踏み出した証拠でしょう。発表の時、声が小さかった人は、まず大きな声を出して欲しいです。フェローキッズの今後の頑張りに大いに期待します!
*感謝を伝えるパーティー
ウィスラーキッズの興奮も冷めやまない内に、レッスン終了後は、今回お世話になった4名のインストラクターを招いてパーティを開催。
左から、ハリエット/ケイトリン/ダン/ジェーエス
まずはインストラクターから各班への総評をいただきました!
その後は、それぞれの班で一生懸命に考えたプレゼンの発表をしてもらいました。
「スキーイング・スノーレパード」
まず、カタカナでインストラクターの名前を書いて渡しました。そして、漢字でインストラクターの名前を書いて、その漢字の意味を英語で伝えました。
インストラクターからは、ウィスラースキースクールの修了証書と、プレゼントでカナダを代表するゴーグルカバーをプレゼントしてもらいました。
「イエス・スキージャパン」
5人が今回のキッズキャンプの参加者の出身県を記載した日本地図を書いてプレゼントしました。そして、その出身県の代表的な特産物を紹介。もちろん、ハリエットが訪れたニセコ・スキーリゾートの位置も説明しています。
4人のインストラクターは、興味津々のようすでプレゼンテーションを聞いていました。
また、最後には、スキーレッスンで使える日本の単語も教えてあげました。今後、フェローキッズに話しかけてください!
①コブ ②日本のどこから?(来たの)③楽しい? ④寒い? ⑤疲れた?
⑥ゆっくり! ⑦行こう!(レッツゴー)
「ファンファン・スキーヤーズ」
この班は、身体を使って感謝の気持ちを表現しました。一つ目は、日本人なら誰でも踊れるラジオ体操第一!
二つ目は、K-POPにあわせてダンスを披露
全員で記念写真。また、来年も会えるといいね!!
最後の晩餐 in TEPPAN VILLEGE
最後の夜は、おなじみ鉄板ビレッジで、肉料理
炎が豪快にあがる天板焼きエンターテイメントに興奮しながら、お腹いっぱいお肉や野菜炒めを食べました。
小瀬 信広
第一回キッズキャンプ杯フェローカップ成績発表