3月25日(水)
皆様、こんにちは。ウィスラーより小瀬です。早いものでスキーも本日で3日目を迎えました。
色々な出来事がありながらも、キッズの全員が毎日元気にスキーに参加できている事をとても感謝するとともに残りの日程も頑張れるよう願う毎日です。
様々な天候に遭遇するのも屋外スポーツの醍醐味の一つ?なのか、昨日、一昨日と晴れ間もあった天気が本日は、残念ながら朝は街で雨、山頂付近は雪となりました。
こんな日は大人でもテンションが下がりそうですが、泣き言一つ言わないキッズ達、非常に頼もしい限りです。
本日のスキーレッスンは、午前と午後でインストラクターを変え、先生と生徒ともに気分転換をする日でした。
スキーレッスンの後は、楽しみにしているプール、そして夕飯は、サンドイッチ屋さんに行って英語を使い自分の好きな様にサンドイッチをカスタムオーダーするドキドキイベントが待っています。
スノードラゴン(午前:シュチュワート、午後:ハリエット)
しゅんやくん、けんとくん、ひろきくん、げんきくん、ももこさん
今日は、ブラッコム山行きのゴンドラで登りました。(昨日までの2日間はウィスラー山行きのゴンドラ)しっかりとした足取りで雨模様の天気にも動じてません。
シュチュワート先生にぴったりついて滑れるようになりました。午前中のレッスンでは、いつもより長い距離を止まらないで滑る練習。スピードに乗って大きくターンしていく練習をしました。やや重い雪でしたが、転倒したり悪戦苦闘しながらも新雪を滑る事も体験できました。
午後からは、ウィスラー名物のピーク トゥ ピークに乗りウィスラー山へ移動。
ガラスのボトムがスリリングなシルバーのゴンドラ。東京タワー333mのはるか上空400m付近を進む風景に「酔いそう」なんてキッズもいましたが、スノードラゴンチームの楽しそうな笑顔を見ていると私まで癒されます。
午後からはインストラクターはハリエットに交代、視界も良くなり本格的スキーレッスンの開始です。
この班のキッズは、プルークから抜けきれないのと後傾になる姿勢が課題です。まずは、ターンの最中に内足、スキーのテール側を上げる練習で後傾のポジションを矯正。
一旦身についたポジションは簡単には治らないので反復の練習が必要ですが、この練習で全員、必死で上げ下げしているのが伝わってきます。
次の課題は両足を揃えて止まる「ホッケーストップ」
直下降から、インストラクターのストップの声に合わせて、一気に体を縮め板を横向きにして止まります。
全員が散らばり、声に合わせて一斉に止まります。一部、止まれない時も(笑
ストップの声に合わせ止まったところ。格好が揃っているのが微笑ましいです。
最後は、コブでジャンプしたり木の間を通り抜けたりと遊びの要素が盛りだくさんのコースで締めくくりました。
これぞ、遊びながら、楽しみながら学ぶカナダ流スキー上達法です。それに輪をかけキッズ達の上達も早いのです。1日といるより一瞬一瞬で上達していってるようです。
本当にキッズは可能性のかたまり。様々な体験をさせてあげたいと痛切しました。
小瀬 信広
スノーライダー班(午前:ジェース、午後:シュチュワート)
廣橋
チーム・ピース(午前:ハリエット、午後:ジェース)
萌絵さん、真生子さん、純乃さん、光希君、陽子さん
午前:ハリエット、午後:ジェイス(JS)と今日は担当教師も一時担当をローテーションしてお互いに指導法、コミュニケーションなど変化を取り入れました。
天候が雪、みぞれ、そして視界が悪い中、レッスンにしっかりと集中して終日頑張りました!
「ショートターン、パウダー&不整地}
午前:気温が-6度、降雪4cmとやや寒かったので、ウォーミングアップを兼ねて、ジャンプターン、足踏みしながらターンするなど下半身をフルに使ったバリエーションをやりまし た。身体のウォーミングアップとポジションチェックの2つを兼ねる効果があるので流石ハリエットのレッスンプログラムです。
さて、身体も温まりポジションも良くなったところで、今日はショートターンを中心にレッスン展開となりました。
ショートターンに不可欠なアンギュレーション(足、ひざのクの字姿勢)、外からの力に耐えることができる外向傾姿勢を二人一組ででしっかりと(ストックで引っ張っても山側に倒れない)安定したフォームをつくることから練習しました。
そして脚部の運動とストックをしっかりと突くことを意識して、よりターンのリズム、バランスを向上させながらショートターンを徹底してトレーニングしました。今朝も降雪があったので 、オフピステ&ツリーランで実践的なショートターンに挑戦しました。
★ランチ前には待望の「ピークツーピーク」のシルバーゴンドラ(スケルトンタイプ)に乗ることができました!そしてブラッコム側へ移動しランチ休憩
午後:テンションの高いJS先生もショートターン中心のレッスンメニューを反復練習しました。午前に体験したアンギュレーション姿勢をより実践的に中、急斜面の難しい条件下で、スキーがパラレルでも外足から外足への体重移動をゆっくりから徐々に速く、そして瞬時に行うイメージで回転弧も
それに伴って大きい弧から中回転、小回転への弧へ変化していく過程をジェイス先生のデモンストレーションや実際にすぐ後ろについ て、一人ひとり、トレーン滑走も多く取り入れながらショートターンの滑走イメージを身体でマスターすることを練習しました。
所見:レッスン3日目ということで疲れの出てくる頃、さらに今日は視界が悪い中、子供たちはかなり技術的にも精神的にも大変だったと思います。
コブに新雪がたまっていたり、斜面変化があったり、少し重い新雪、ツリーランまで多用な状況下でショートターンをそれも長い距離に挑戦したことで、滑りの対応幅はさらに広がったと思います。
もし、天候が良く雪質がよい状況下では、今回の練習が大きな効果となってより簡単にスムーズに安定したショートターンができることでしょう。滑走スピードやスキー操作 は抜群に向上しています!
明日はいよいよウィスラーキッズ!この3日間の英語でのスキーレッスンでかなり、個々が目指している課題や技術面は理解できています。
先生や班のメンバーが外国人に変わってもスキー技術、自然を楽しむことは一緒です!一人でもよいから外国人の生徒たちとコミュニケーションをしてみよう!
ターンに不可欠なアンギュレーション姿勢
オフピステでのパウダーラン滑走
ツリーランに挑戦
不整地での連続ショートターン、決まっています!
待望のピークツーピークのシルバーゴンドラに乗りました!
キャンプコーディネーター水澤 史
スキーの後は、プールで水遊び!!やはり、キッズは遊びが大好き!プールも大好きです。疲れた筋肉もストレッチ、クールダウンできたかな(笑
プールでも全力で遊んでいました。
せっかくカナダにいるなら、英語にも親しんじゃおう!
スキーレッスン中も英語を聞いて話す機会もありますが、それとは別に、一人で実際に話して使ってみようという事で、サンドイッチ屋さんのサブウェイに行き好きなサンドイッチを注文してみました。
行く前に注文の仕方をみんなで練習し参考用の資料も手にして行きましたが、結果はいかに!?
明日は、いよいよウィスラーキッズ。日本のキッズはほとんどおらず現地の子供達に混じってレッスンを受けます。
小瀬 信広