ウィスラーキッズの日
3月29日(水)天候 雪、気温 -4度~-2度
春のウィスラーから真冬のウィスラーに戻ったように連日雪が降っています。
さて、今日は待望のウィスラーキッズの日です!今まで講習してきたスキーレッスンを今日は地元のウィスラーキッズスクールに入り、カナダ、アメリカを中心にその他諸外国から参加している日本人以外の子供達とレッスンに挑戦する日です。
フェロースタッフも今日だけはレッスンに入らずにみんなのアシストも一切しません。
英語圏の子供達に交じってレッスンプログラムに参加することで、技術的なスキー指導内容を理解したり、外国の子供達とリフト乗車時やランチタイムでの英語力のコミュニケーションを図ったり、頼りになる友達もほとんど、同じ班にいないことで、英語だけで単語だけでも自分の意志、希望を伝えられることが第一歩です。スキー滑走時には技術的、体力的にも平均と比較して、到達できていないと判断されればレベルが下げられ、優れていると判断されれば、さらに上の班にレベルアップされます。英語でのコミュニケ―ションを中心に全てが進行していきます。このウィスラーキッズプログラムを終日体験することで、子供達が自ら外国人とどう協調したり、対応しなければならないことを自然に学べる貴重な1日となるのです。
スキー技術的の上達も大きな目標ですが、子供なりにスキーレッスンを通じて自立すること、自分の夢や目標により近ずく為に自発的に考え、行動できるようになることが最大のコンセプトです。
スキー滑走で自信をさらに持てた人、英語でのコミュニケーションに自信が持てたり、楽しいと感じられた人、全く英語でのコミュニケーションが上手く行かずに悔しいと感じたり、もっとやってみよう反省したり、奮起したりする人、子供其々、様々な感じ方、捉え方が違っても普段日本の社会、地域、学校では体験できないことを体験、学習、発見する日となったことでしょう。
普段のレッスンとは違った緊張感と達成感にみんなとても良い表情でした。
明日は最後にまた、仲間達と楽しく最終日のスキー滑走を満喫しましょう。
キッズキャンプコ―ディネ―タ
水澤 史
*下記よりレポートです↓↓↓
朝、ドキドキの班分けと少し緊張気味?!のキッズ達の様子。
いってらっしゃい。
新しい先生・他の国の子供たちと、どんな1日を過ごしたかな?
午後3時頃、続々とキッズ達が下山してきました。
それぞれ色々な体験をしたことと思います。下山直後のみんなの表情です。
※他の外国のお友達は都合で一緒に撮影できませんでしたがインストラクターと。2班まとめて3人で1枚。
貴重な体験をした1日でした!仲間に再会してほっとした様子のみんな。
ウィスラーキッズありがとう。
*ウィスラーキッズ体験後の感想です。
ちひろ:「4人の女の子と同じグループでした。全員が同じ年の14歳でしゃべりやすくて、自己紹介もしっかりできたし結構話すことができて楽しかった。またできたら良いなと思っています。」
ちゆ: 「先生の言っていることがわかった。急な斜面を転ばずに滑れてうれしかった。」
ちなつ: 「はじめフェロースキーの人が誰もいなくて不安だったけど、途中から1人来たので楽しくできて良かったです。」
みほ: 「私のクラスには日本人が3人いたけど、その子たちだけじゃなくて他の国の3人とも英語でしゃべれたので良かったです。」
まさひろ: 「スキーで林とかジャンプとか木の間とか色々行ったりして危ないこともあったけど、楽しめてケガも無く今までこれたので良かったです。」
ひろき: 「自分はしっかりやっていたつもりだったけど、よくわからないところでめちゃくちゃ怒られたので、次からは完璧にしようと思います。楽しかった。」
れい: 「今日は先生にいろいろ注意されたことがあったので、それを明日最後のスキーで直していけたらなと思います。」
りょうと: 「最初の時にあまり英語が通じなかったけど、最後のほうになって通じるようになったので良かった。」
たかとし: 「最初はちょっとしか交流して無かったけど、最後はたくさん交流できて楽しかった。」
ぜん: 「今日は林やジャンプ台などに行きました。外国人の子供達とも仲良くしゃべれたので良かった。けど、ジャンプして股が裂けそうになって超痛かったです。(笑)」
しょうたろう: 「緊張しすぎたけど、最後は友達になれてよかったです。」
れいな: 「いつもより急で、でこぼこしていてとてもハードなレッスンだったので疲れました!
すみれ: 「最初はゴンドラで他の外国人の子がすごい早口で何言っているかわからなくて日本人とばかり話してしまったが、リフトとか一緒に乗って話したりして面白かったです。
きょうこ: 「昨日の夜までは、日本人少ないだろうからリフトの上とかは英語の呪文みたいになるのかなと思っていたけど、案外話せて良かったし、お昼の時に、食べきれなかったポテトとかを分けてくれて、うれしかったです。」
ゆら: 「最初は知らない外国人としゃべるのは緊張したけど、何となくちょっとしゃべれるようになったのが良かった。」
みなこ: 「私のクラスは皆8歳と9歳の子ばかりで、年下だからしゃべりにくかったけど、質問したら聞き返しながら答えてくれて嬉しかったです。」
ゆうと: 「ウィスラーキッズではびっくりしたことが結構あった。フェローキッズでは先生が前を滑ってついて行ったが、今回は思い思いのコースを滑った。先に自分たちが滑って、先生が後から来た。調子にのって、1人でどんどん滑ったら迷子になった。英語は全然しゃべれなかった。最後、喉が渇いて死にそうだったけど、『I’m Thirsty.』が言えなくて1時間我慢した。もっとコミュニケーション力を上げて英語で伝えていきたい。」
色々な感想がありましたが、それぞれが貴重な体験をしたようです。
(※パート2へ続く。)